1898(明治31)年に移築された土蔵をリノベーションした店舗
2024年1月20日から3月10日にかけて実施した第1回流山白みりん検定。多くの方に受検いただきありがとうございました。今回は、流山でみりんに親しんだメニューを提供している飲食店の方に、流山白みりん検定を受検した際の感想やエピソードをお伺いしました。
蔵で味わう美味しい料理とお酒
「Café & Bal蔵ごころ」小園直史(こぞのなおふみ)さん
南流山で25年営業している居酒屋「酒処皓太」の2号店として2023年1月にオープンした「Café & Bal蔵ごころ」。築120年以上を誇る国登録有形文化財の「笹屋土蔵(ささやどぞう)」の内装を和モダンにリノベーションしたお店です。ランチ、カフェ、ディナーなど様々な用途で美味しい料理やお酒が楽しめます。
今回は店主の小園さんにお話を伺いしました。
12年前に流山に移住した小園さんは、古いものを活かしたまちづくりをしている流山に魅力を感じ、お店をオープンしました。自家製のハーブなどを使ったスパイス類や流山のみりんや千葉の野菜などにこだわり、お昼はデリセレクトランチ、夜は鹿児島料理をメインに営業しています。
今回、小園さんに流山白みりん検定について語っていただきました!
流山白みりん検定を受検して、みりんの深いところを知れた
人気のデリセレクトランチ
「流山で飲食店を経営しているので、流山白みりん検定は絶対に受けねば!と思いました。受検にあたっては検定の公式WEBサイトに掲載されている公式テキスト(デジタル版)を見ながら勉強しました」と小園さん。
流山白みりん検定は、みりんに対しての知識はもちろんのこと、流山の歴史や文化、地形についても問題が出題されるので、流山について、みりんについて深く知ることができます。
小園さんは料理のプロなので、みりんについての知識はあっても、流山の歴史については新たに知ることが多々あったそうです。公式テキストは読み物としてとても面白く、冊子版*1を入手して手元に置いておけばよかった、合格して終わりではなく、何度か見返すことで流山の新たな発見ができるのではないか、と思いを語ってくださいました。
(*1) 第1回流山白みりん検定の受検期間である2024年3月10日まで無料配布を実施(希望した方、限定50名)
流山白みりん検定受検後に生まれた新メニュー
新メニューの流山ボール
小園さんは、そもそも料理メニューに流山のみりんを使っていましたが、検定を受検して、みりん本来の良さをもっと多くの方に伝えていきたいと考えました。
まずは、夜お酒を飲みに来るお客様のために、流山ボールというアルコールメニューを考案しました。東京の下町酒場で提供され、多くの方が飲んでいる下町ボール(下町ハイボール)のように、「流山に行けば流山ボールを飲むという文化を作りたいと思いました」と小園さん。
流山ボールには流山のみりんが使われています。みりんの甘みを残しつつ、お酒もしっかりと感じることができます。どなたでも飲みやすいお酒なので、夜のメニューとしてお客様に楽しんでいただいているとのことです。
他にも、みりんを煮切ってアルコールを飛ばし、トロッとした状態にしたものをコーヒーに添えるシロップとして提供。
みりんの深いところを知ったからこそ生み出されたメニューです。
流山をもっと好きになる検定
和モダンな空間で非日常が味わえます
「流山で飲食店を経営していて、みりんのことは知っているつもりでしたが、知らないことがたくさんありました。勉強をしたことで、いかに流山がみりんと密接に関わっているかということが分かって、流山がもっと好きになりました」と小園さん。
更なる活躍が楽しみです!素敵なお話ありがとうございました。