流山白みりん検定とは
流山市は、和食には欠かせない「本みりん」の原形である白みりんが生まれたまちであることをご存じですか?
もともと野田のしょうゆ醸造などとともに、流山のみりん醸造は盛んに行われていました。江戸時代前期に江戸の治水や水路の開発、整備を目的として江戸川が開削され、流山は水運によって江戸という大消費地とつながります。醸造業が栄えた背景として、江戸川という豊富な水源の存在があります。清らかな水と、その水で育まれる米。米が主原料となるみりん造りにおいて、流山という土地自体がみりん醸造に適していたのです。
流山で酒造業を営んでいた堀切家の「万上(まんじょう)みりん」、同様に秋元家の「天晴(あっぱれ)みりん」は、遅くとも19世紀初めには醸造・販売が開始され、江戸の料理文化の発展とともに、江戸川近くに醸造所があったことから、江戸へ船で積み出すのに都合がよく、江戸はもちろん、京都・大阪にいたるまで広く知られるようになりました。
流山のみりんは、それまでの色が濃い褐色のみりんと比較して、色が淡く澄んでいたことから、明治時代後期頃から「白みりん」と呼ばれるようになったようです。現在、「万上みりん」は流山3丁目にある流山キッコーマン株式会社の「マンジョウ 本みりん」として、「天晴みりん」は三菱商事ライフサイエンス株式会社の「天晴本みりん」として受け継がれています。
このように流山には、みりんの歴史があり、「流山といえば白みりん」といえます。
「流山白みりん検定」はみりんの基礎知識に加えて、こうした白みりんや流山の歴史、みりん活用法など、流山白みりんにまつわる様々な知識が身につく、流山市が中心となって実施する楽しいご当地検定です。
■流山白みりん検定 実施概要
検定名 令和6年度 流山白みりん検定
申込・受検期間:
流山白みりんビギナー(初級・エントリーレベル):24時間だれでも受検可能。受検問題は公開済み
流山白みりんマイスター(中級レベル):申込(会員登録)、受検期間は令和6年12月2日(月)13時〜令和7年3月10日(月)13時
上級コース:令和7年度「白みりんミュージアム」オープン後に実施予定(詳細は追って)
問題数:
流山白みりんビギナー:10問(点数表示あり、合否判定無し)
流山白みりんマイスター:50問(1問につき2点、合計100点。60点以上で合格)
受検方法:
流山白みりんビギナー:当WEBサイト「流山白みりんビギナーコース」より受検
流山白みりんマイスター:当WEBサイト「流山白みりんマイスターコース」より会員登録後、受検
受検時間:
時間設定無し
(ただし一度開始したら途中で中止はできないため、出題すべての解答を終える必要あり。途中で受検を中止した場合は、再度初めから受検ください。)
出題範囲:
白みりんの歴史・文化、流山の歴史、文化、地域情報、みりんの活用法など
流山白みりんビギナー:公式テキストから100%
流山白みりんマイスター:公式テキストから80%程度。その他、流山市観光協会「ときめき流山さんぽ」サイトから20%程度
学習方法:
当WEBサイトや、「流山白みりん検定公式テキスト」を中心に予習することをオススメいたします。
「流山白みりん検定公式テキスト」はこちら
※受検中、公式テキストの閲覧は可といたします。
※テキスト掲載の情報は2023年3月時点のものです。
受検料:無料(令和6年度実施分は以下の条件を快諾いただいた方に無料で提供します)
受検無料条件:受検者に流山白みりん検定受検後、アンケートにご回答いただくこと
※令和6年度は、流山白みりん検定をより魅力的かつ広く市民や近隣市の方々にご利用いただくために無料で検定試験を受検いただけるようにします。
【冊子版「流山白みりん検定公式テキスト」をご希望の方へ】
冊子版公式テキストをご希望の方は、以下の宛先までEメールにて、「冊子テキスト希望します」と書いて、運営事務局までEメールでお申し込みください。住所・氏名をご記入いただければ、追って10日ほどで運営事務局より発送いたします。
※本年度(令和6年度)は、先着申込み順で、限定300名に無料配布いたします。
なお、冊子版「流山白みりん検定公式テキスト」は会員登録後、申込みが可能となります。
会員登録はこちらから
宛先:shiromirin@teamm2.co.jp 流山白みりん検定運営事務局
合格者の特典
流山白みりんマイスター検定:
流山白みりんマイスター検定は、60点以上で合格です。合格者には、認定証、合格証を進呈いたします。